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注文住宅で太陽光は得か損か?10kW載せた結果→10年で300万円差・蓄電池は赤字

太陽光パネル

こんにちは、2022年に新築で太陽光10kwと、蓄電池4kwを購入した編集部のYushiです。

新築で注文住宅を建てるときに、「太陽光パネルは載せるべき?」「蓄電池も一緒に買うべき?」と悩む方は多いと思います。

結論から言うと、我が家では太陽光パネルは載せて正解でした。一方で、蓄電池は経済的には微妙という結果になりました。

我が家は、太陽光パネルを10kW搭載し、さらに4kWhの蓄電池も導入しています。その結果、10年間で試算すると、太陽光は約33万円の黒字、逆に蓄電池は約55万円の赤字という計算になりました。

この記事では、実際に注文住宅を建てて太陽光10kW+蓄電池4kWhを導入した我が家のリアルな数字をもとに、太陽光は載せるべきか、蓄電池は必要かを分かりやすく解説します。

結論|太陽光は載せるべき、蓄電池は慎重に考えるべき

まず結論です。

  • 太陽光パネル:載せるべき
  • 蓄電池:経済メリットだけで考えるなら不要寄り

我が家では、太陽光パネル10kWを最大まで載せたことで、10年間で十分に元が取れる計算になりました。一方で、蓄電池は便利ではあるものの、経済的にはかなり厳しい結果でした。

もちろん、住んでいる地域や家族構成、生活スタイルによって結果は変わります。ただ、少なくとも我が家では「太陽光は大正解、蓄電池は災害対策用と割り切るならアリ」という結論です。

我が家の太陽光・蓄電池の導入結果

まずは我が家の導入結果をまとめます。

設備 導入費用 10年間の効果 収支
太陽光パネル10kW 292万円 325万円 +33万円
蓄電池4kWh 104万円 45万円 -55万円

この結果だけ見ると、太陽光はしっかり元が取れて黒字、蓄電池は大きく赤字です。

正直、太陽光はここまで早く元が取れるとは思っていませんでした。逆に、蓄電池はもっと役立つかと思っていましたが、経済面ではかなり厳しい結果でした。

こちらは、実際の見積もり書です。

セキスイハイム 太陽光 見積書

太陽光パネルの電気代削減効果の詳細

以下が、我が家(太陽光あり)と、もし太陽光がない一般的な家を比較した試算です。

電力量 金額(我が家・オール電化プラン) 金額(一般的な家・従量電灯)
年間使用量 6719kWh 241,884円
売電 9005kWh 153,093円
買電 1728kWh 64,966円
最終的な収支 -88,127円(儲かった) 241,884円

我が家は家族4人のオール電化住宅で、年間使用電力量は6719kWhでした。

もし太陽光がない普通の家だった場合、1kWhあたり36円で計算すると、年間の電気代は約24万円かかる計算になります。

一方で我が家は、年間の買電額が約6万5,000円ほどで、売電が年間約15万円あるため、実質的には年間約8万8,000円の儲けになっています。

つまり、太陽光がなければ年間24万円ほど支払うところ、我が家は年間約8万8,000円電気で儲かっているので、その差額は年間約32万5,000円です。

これを10年で考えると、325万円の差になります。

我が家は太陽光システムを292万円で導入しているため、10年間で元が取れ、さらに33万円の黒字になる計算です。

たった10年で元が取れただけでなく、プラスになるのはかなり大きいです。

しかも太陽光は、壊れない限り10年以降も20年、30年と使っていく設備です。パワコン交換などの可能性はありますが、それを考えても、我が家では「載せて良かった」という結論になりました。

蓄電池は微妙な結果に

一方で、蓄電池は微妙でした。

我が家は4kWhの蓄電池を導入しましたが、導入費用は104万円かかっています。そして、10年間での電気代削減効果は45万円ほどという計算です。

つまり、10年経過時点で55万円の赤字です。

蓄電池の電気代削減効果の計算

我が家では、日中の太陽光発電で4kWhの蓄電池が満タンになり、夕方から夜にかけてその4kWhを使い切る、というサイクルをほぼ毎日繰り返しています。

この夕方から夜の時間帯の電気料金は、我が家のオール電化プランだと1kWhあたり31円です。

つまり、1日あたりの削減額は以下の通りです。

4kWh × 31円 = 124円/日

これを1年にすると、

124円 × 365日 = 約45,000円/年

さらに10年で、

約45万円

となります。

導入費用104万円に対して、10年で45万円しか回収できないため、やはり経済的には厳しいです。

正直なところ、蓄電池は経済メリットだけを目的に導入するならおすすめしにくい、というのが我が家の感想です。

4kWhの蓄電池は小さすぎた

さらに、実際に使ってみると、4kWhの蓄電池はかなり小さいです。

たとえば冬場の暖房では、3kW~4kWほど使うこともあります。つまり、暖房を1時間使うだけで、4kWhの蓄電池はほぼ空になってしまいます。

冬場は特に頼りなく、「非常時用としても思ったより心もとない」という印象でした。

もっと大きな10kWhクラスの蓄電池なら話は変わるのかもしれませんが、その分、価格も大きく上がります。そう考えると、やはり現時点では蓄電池はコスパが良いとは言いにくいです。

蓄電池は、経済メリット目的ではなく、停電時や災害時の備えとして割り切るなら検討する価値はあると思います。

太陽光で黒字にするために我が家がやっていること

太陽光を黒字にするためには、ただ載せるだけでは不十分です。

ポイントは、買電を減らして、太陽光で発電した電気をできるだけ自宅で使い切ることです。

我が家が実際に行っていることは、以下の5つです。

  1. エコキュートは日中に沸かす
  2. 次の日が雨なら、前日の日中に二日分のお湯を沸かす
  3. 冬場は日中にエアコン全力で温めて、夜は余熱でしのぐ
  4. 料理はなるべく日が出ている間に済ませる
  5. 車は電気で走れる車種にする

一つずつ解説します。

1. エコキュートは日中に沸かす

多くの家庭では、エコキュートを深夜電力で動かしていると思います。

しかし、太陽光を載せているなら、深夜電力でもお金がかかる以上、日中に太陽光の電気で沸かした方が得です。

日中の太陽光を使ってお湯を作れば、その分の電気代は実質無料です。

太陽光を載せるなら、エコキュートの沸き上げ時間は日中に変更するのがおすすめです。

2. 次の日が雨なら、前日の日中に二日分のお湯を沸かす

雨の日は発電量が大きく落ちます。そのため、我が家では毎日天気予報を見て、翌日が雨なら前日にお湯を多めに沸かしています。

我が家は家族4人なので、一般的には380Lサイズのエコキュートでもよいと思いますが、少し大きめの460Lを選びました。

その結果、タンクを満タンにしておけば、2日間しのげることが多いです。

太陽光をうまく使うなら、エコキュートの容量を少し大きめにしておくのもかなり有効だと感じています。

3. 冬場は日中にエアコン全力で温めて、夜は余熱でしのぐ

エアコンも、太陽光が発電している時間帯に使えば電気代を抑えられます。

逆に、夜に暖房を使うと買電が増えるため、できるだけ昼間のうちに家を温めておき、夜は余熱でしのぐようにしています。

その結果、我が家では長野県の寒い地域、しかもオール電化にもかかわらず、1月の電気代が暖房込みで1万円程度で済みました。

我が家は南側の窓も少なめですが、もし暖かい地域で、南側に大きな窓があり、さらにシャッターまで付いている家なら、冬場の暖房費はもっと抑えやすいと思います。

逆に夏は、日照時間も長く発電量も多いため、冷房で困ることはほとんどありません。しかもクーラーは暖房より消費電力が少ないので、夏はかなり有利です。

4. 料理はなるべく日が出ている間に済ませる

IHヒーターや電子レンジ、炊飯器も電気を使います。

そのため我が家では、なるべく太陽光がしっかり発電している昼間のうちに料理を済ませるようにしています。食べる前にレンジで温め直せばいいので、意外と困りません。

炊飯器も、日中の発電時間帯に使うことで、買電を減らせます。

細かいことですが、こうした積み重ねが、太陽光を黒字化するコツだと思います。

5. 車は電気で走れる車種にする

太陽光の電気を最も強力に活用できるのが、車への充電です。

プラグインハイブリッド車や電気自動車なら、日中の余剰電力を車に回すことで、ガソリン代も電気代も大きく抑えられます。

特に夏は発電量が多いため、うまく使えばほぼ無料に近い感覚で車を走らせることも可能です。

もちろん、今ある車を無理に買い替える必要はありません。ただ、今後買い替える予定があるなら、太陽光との相性を考えて、プラグインハイブリッド車や電気自動車を候補に入れる価値は大きいと思います。

太陽光が向いている人、蓄電池が向いている人

我が家の実体験から考えると、太陽光や蓄電池が向いている人は以下のようなタイプです。

太陽光が向いている人

  • オール電化住宅を検討している人
  • 日中に電気を使う工夫ができる人
  • 屋根が広く、たくさん載せられる人
  • 電気代の高騰リスクに備えたい人
  • 将来的に電気自動車やPHEVを使いたい人

特に注文住宅では、最初から屋根形状や設備計画を調整しやすいので、太陽光との相性がとても良いです。

蓄電池が向いている人

  • 停電や災害時の備えを重視したい人
  • 経済性より安心感を優先したい人
  • 夜間にも太陽光の電気を使いたい人

ただし、経済メリットだけで見るなら、現時点では蓄電池は慎重に検討した方がよいと思います。

まとめ|注文住宅なら太陽光は前向きに検討すべき

我が家の結果から言うと、注文住宅を建てるなら太陽光パネルはかなり前向きに検討すべきです。

我が家では、10kWの太陽光を載せた結果、10年間でしっかり元が取れ、さらに黒字になる計算になりました。

一方で蓄電池は、4kWhでは小さすぎたこともあり、10年間では大きな赤字という結果でした。

もちろん、今後は蓄電池の価格が下がったり、性能が上がったりして、状況が変わる可能性はあります。ただ、少なくとも我が家の実体験では、「太陽光はおすすめ、蓄電池は慎重に」という結論です。

新築で注文住宅を建てるなら、屋根の形状や設備の使い方まで含めてしっかり考えることで、太陽光のメリットを最大化できます。

これから家づくりをする方の参考になれば幸いです。

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