こんにちは、実際に2022年にセキスイハイムで快適エアリー付きで家を建てた、みんなの家レビュー編集部のYushiです。
快適エアリーは実際使ってみてどうなのか?について詳細レビューしていきたいと思います!
最初に結論から言うと、
- 通常のエアコンでも暖かいが、快適エアリーならより快適
- 電気代は、通常のエアコンと変わらないと思われる
- しっかり暖めたら快適エアリーでも通常のエアコンでも電気代は高い
というような結論となりました。それでは詳細についてお伝えします。
快適エアリーがないと冬は寒いの?
結論から言うと、快適エアリーがなくても冬は寒くありません。
通常のエアコンで使っても、問題なく冬は過ごせると個人的には思っています。
ただし、快適エアリーのほうが温度ムラがなく、足元もしっかりと暖かいため快適性はより高いと思われます。
快適エアリーの電気代はどれくらい?

我が家の快適エアリーを使っての電気代は、
2025年夏場(7~9月)の合計電気代が8405円
2025~2026年冬場(12~2月)の合計電気代2万6018円
となりました。夏よりも冬のほうが3倍以上の電気代となりました。
我が家の条件としては以下の通りです
- 長野県の寒い地方在住
- オール電化
- ソーラー発電は10kw搭載
- 蓄電池4kw搭載
- 夏・冬は快適エアリーを使用
- かなりの節電家族
以下は、2025年5月~2026年4月までの我が家の電気料金(買電、売電、収支)をまとめた表です。
| 月 | 電気代 | 売電 | 収支 |
|---|---|---|---|
| 5月 | 2561 | 19642 | 17081 |
| 6月 | 2771 | 19356 | 16585 |
| 7月 | 2591 | 23491 | 20900 |
| 8月 | 2704 | 20169 | 17465 |
| 9月 | 3110 | 13576 | 10466 |
| 10月 | 4198 | 7370 | 3172 |
| 11月 | 6271 | 6119 | -152 |
| 12月 | 8776 | 3209 | -5567 |
| 1月 | 9888 | 4000 | -5888 |
| 2月 | 7354 | 6554 | -800 |
| 3月 | 4775 | 12214 | 7439 |
| 4月 | 3258 | 15353 | 12095 |
| 合計 | 58257 | 151053 | 92796 |
快適エアリーをよく使う冬場の電気代は12月8776円、1月9888円、2月7354円となりました。
一方で、夏の電気代はいずれも3000円以下になりました。
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冬の暖房よりも夏のほうが安くなった理由
- 夏はソーラーでたくさん発電するため
- クーラーは暖房の半分程度しか電力を使わないため
- 長野の寒い地方なので、夏は比較的涼しい
最終的に、年間の電気代は5万8257円、売電は15万1053円、年間の収支は92796円の黒字となりました。
ただし、我が家は結構な節電家族でいろいろな工夫をしている家庭なので、かなり電気代が安い方だということは念頭においてください。
おそらく一般的な家庭は、もっとお金がかかるのではないかと思います。
快適エアリーとエアコンの電気代比較
結論から言うと、エアコンでも快適エアリーでも、電気代はそんなに変わらないと思われます。
暖房をエアコン1台回すと2kwほど。快適エアリーも、エアコン1台分の出力で暖めれば2kwほどの電力消費になります。
同じ暖め能力ならば、エアコンを使おうが快適エアリーを使おうが、電気代はそんなに変わらないと思われます。
さて、ここからは快適エアリーのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
快適エアリーのメリット
1.エアコンより快適

↑筆者の自宅の快適エアリーのコントロールパネル。Aは和室、BはLDK、Cは床下&脱衣所で系統ごとに分けて温度・風量設定ができるようになっている。

↑こちらは実際の快適エアリーの吹き出し口
快適エアリーを実際に使ってみた感想としては、冬場は確かに足元から暖かいです。
通常のエアコンのように上から吹き付けて足元が寒くなるような感じは全くありません。
そもそもエアコンと違って下のガラリから風が吹き上げてくるし、床下の基礎の空間から暖めるのでかなり暖かいです。
また、快適エアリーを使っていることで、エアコンのように風が来る部分は暖かいが、風が来ない部分はなんだか寒いということもありません。
しっかりと空調が計算されているので、全体がしっかりと暖かくなり、快適に過ごせます。
エアコンよりは、快適エアリーのほうが温かさ、という面では確かに優れていると思います。
快適性で言えば、快適エアリーはエアコンよりも優れているといえるでしょう。
2.家が長持ちすると、言われている
家を長持ちさせるにあたって、一番の大敵は壁体内結露です。
特に鉄骨の場合は冬場は鉄骨が材料の性質上どうしても冷たくなりやすく、部屋の中の暖かい空気が鉄骨に触れて結露が発生する可能性があります。
そういった壁の中の結露が溜まると鉄骨がさびてしまい、長期的に見て家の耐久性が悪くなってしまうリスクがあります。
木造の場合も同様で、壁体内に結露が発生すると木が腐食し、耐久性が悪くなってしまいます。
壁体内結露を防ぐには部屋間での温度差をなくすことが重要と言われています。
快適エアリーであれば、部屋間での温度差を小さくすることができ、セキスイハイムの家を長持ちさせられるメリットがあります。
そこが大きな決め手になったこともあり、うちは快適エアリーを導入しました。
でも快適エアリーの使用の実際は…
我が家は実際のところ、快適エアリーは1階にしか導入しておらず、2階は完全個別の部屋でエアコンを使っています。
理由は導入費用が快適エアリーは高いこと、電気代もかかることです。
1階だけでも、全館空調だと電気代がかかりすぎるので、快適エアリーの中でもリビングだけを温風吹き出しに設定して、ほかの場所は吹き出させずに使うことが多いです^^;
結局、節約という面で、全館空調はせず人がいる部屋だけ暖めたほうが、電気代が安いという状態に落ち着いてしまっています。
全館空調するより、人がいる部屋だけ暖めた方が電気代が安いのは、まあよく考えてみれば当たり前の話なのですけどね^^;
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快適エアリーの欠点
1.電気代について

快適エアリーは暖房時、少ない時で2kw、多い時で3~4kwの電力を消費します。これは結構な電力消費で、夜の32円/kwの時間帯だと1時間で100円近くの電力コストになります。
1月の寒い時期に一日中快適エアリーを使うと、1日の電気代は1200円ほどかかります。
我が家は普段は節約のために、エアコンや快適エアリーの使用はかなり抑えているのですが、来客などがあってしっかりと暖房を効かせると、1日1200円ほどかかります。
また我が家は一階にしか快適エアリーを入れていません。
もし二階にも快適エアリーを導入して同じように使っていたと仮定すると、倍の1日2400円になります。
毎日この調子で使うと、一か月で7万円ほどの電気代になってしまいそうです。
まあ実際にはそこまで使っておらず、かなり節約しているので1月でも電気代は1万円前後しか、かかっていませんが…。
少し快適エアリーの電気代を擁護します
我が家の断熱性が悪いせい?
うちはほかのセキスイハイムよりは断熱性が悪いかもしれません。
眺めをよくするために窓をかなり大きくとっており、しかもそれらは全て東向きです。
夜、寒い時は-10℃近く下がる地域なのですが、窓にシャッターもつけていないため、窓に風が直接あたる状態です。
これだと、さすがのトリプル樹脂サッシでも、冬場の夜間はガッツリと熱を持っていかれます。寝る前の室温が20度でも翌朝は10度くらいに下がっています。
家を設計するときに窓を南向きにたくさん配置し、日光で部屋が暖まるようにする。
そして、窓にはシャッターをつけて、冬の夜はシャッターを閉めるようにする。
これだけでも、かなりの暖房費の節約になったと思われます。そこは家づくりにおいて後悔している点ですね。
我が家が48坪あって広いから?
それから、うちは田舎で土地が広いこともあり、家の延床坪数が48坪あります。
広いため、暖房が効きにくいというのもあると思います。
ユニットの組み方によっては、1階だけで二台の快適エアリーが必要になると当初言われていました。それを1台でまかなっているので、多少厳しい面はあるのかもしれません。
とはいえ、やはり全館空調は、電気代はバカにならないなぁと思いました。
結局のところ、全館空調という発想は人間がいないところまで温めてしまう、無駄の多いシステムなのでは?とすら思っていますが、うちの断熱性が間取り的によろしくないですし、さらに鉄骨造ということもあるのでしかたないのかもしれません。
もっと断熱性の高い間取りや窓の方角や設計、シャッターの設置をしていれば、全館空調をそこまで電気代をかけずに、どこに行っても暖かいというのが実現できたのかもしれませんね。
エアコンでも結局電気代は同じと思われる
結局同じくらい暖めようと思ったら、快適エアリーで暖めても、エアコンで暖めても、同じような電力消費になると思われます。
快適エアリーだから電気代が高いのではなくて、たくさん暖めるから電気代が高い、と考えた方がよいでしょう。
実際、エアコン一台でも、しっかり回したら暖房で2kwくらいは消費します。二台回せば4kwです。
快適エアリーも、エアコン1台分くらいの出力で出せば2kwの消費ですし、全力で暖めると4.2kwくらいの消費になります。
ちなみに、我が家のセキスイハイムはこのような感じですが、インタビューをしたセキスイハイムのお宅は本当に家が暖かくて、どこに行っても暖かいと喜んでいたので、同じセキスイハイムの鉄骨造でも、やはり間取りや家の広さによって感覚はかなり違うのだなぁと思いました。
同じメーカー、同じ性能の家でも、間取りや、窓の取り方で断熱性能は大きく変わってきます。
あらかじめ断熱性を高くする家の設計方法を学んでおけばよかったなぁと思いました。
今だからこそいえる、家の断熱性を高める建築方法をまとめていますので、私のように後悔したくなかったら、下記の記事を読んでみてください。
2.ガラリが汚れる

快適エアリーの冷房時・暖房時の空気は床の吹き出し用ガラリから出てきて、吸気用ガラリで吸われていき、空気を清浄しながら冷暖房をしてくれます。
しかし、床にガラリがついているため、どうしてもゴミがガラリにたまってしまいます。
上の画像は吹き出し用ガラリです、このガラリを開けるとこのようになってます。

うーん、しばらく掃除をさぼっていたため、お見苦しいものになってしまっていますが、まあ実際に住んでみたらこんなもんです笑
やっぱり子育てや仕事に追われているとなかなか掃除がこまめにできないもので、段々フィルターにほこりが溜まっていってしまいます。
セキスイハイムの推奨では、2週間に1度掃除するとのことなのですが、まあなかなかできませんよね笑
2週間くらい掃除してなかったら、快適エアリーの操作ボタンが点滅し、ピーピーなります。
なので、ちょっと掃除は面倒だなというところがこの快適エアリーの欠点かなと思います。
3.全系統効かせると弱くなる

我が家では、A系統(和室)、B系統(LDK)、C系統(床下と脱衣所)と三系統の吹き出し口があります。(快適エアリー本体は一つだけですが、その一つから三個所の吹き出し口に分かれています)
これらA、B、Cの系統全てから暖房を効かせようとすると、風の勢いがやや弱く、それぞれの暖房能力は少し低くなってしまう感じがします。
逆に、BとCの系統は風を送らない!というふうにすると、Aの系統の個所の風が強くでてきます。
こういうことがあるので、結局我が家では誰もいない床下は温めずに、LDKのところだけ快適エアリーをONにして、スリッパをはいて過ごしているという結果に・・・。
ただ、うちは坪数が大きいので、坪数が小さい家はまた違った結果になったかと思います。
本来は、ABC全系統をしっかり暖房を効かせて全館空調にするのが理想で、そうすれば床も床暖房みたいになって裸足で冬も歩けて、どこに行っても温かい・・・となるのでしょうけれど、我が家は広めに作ったのと、窓も大きめなのとで、ちょっとほかのセキスイハイムの家に比べると断熱性が低いのかもしれません。
家全体を全館空調すると結構電気代もかかってしまうので、結局は人がいる部屋だけを暖めるというのが一番電気代も節約できるという結果になってしまっています。
4.故障時の代替部品や汎用性
快適エアリーはセキスイハイムの独自製品なので、市販のエアコンのように簡単にとっかえひっかえはできないという欠点があります。
故障した場合はセキスイハイムが保障してくれますが、代替を考えた時にはやはり汎用性は低いです。
快適エアリーに向く人・向かない人
ここからは快適エアリーを導入すべきかどうかについての判断指標にしていただければと思います。
快適エアリーに向く人
- 電気代よりも、快適性を追求したい方
- 温度に敏感なペットがいる方
- 家の断熱性も考慮した設計ができる方
- ハイムの規格間取りや建売住宅の方
- ガラリの掃除をちゃんとする方
快適エアリーに向かない人
- 電気代を節約したい方
- 窓が大きい、南の日射取得がない、凸凹した家の形など断熱性の良い設計ではない方
- ガラリの掃除が面倒な方
- 空調の導入費用を抑えたい方(エアコンのほうが安い)
まとめ
快適エアリーがないと冬は寒いのか?については、エアコンでも十分対応できると思います。
ただし、快適エアリーの暖房のほうが快適性で言えばやはり上です。
快適エアリーのメリットは以下の通りです。
- エアコンより快適に過ごせる
- 家が長持ちする
- 全館空調なのでどこに行っても暖かい
(ただし、エアコンをいたる場所に設置して全部つければ、全館空調にはなります。そして快適エアリーの設置費用を考えると、エアコンを数台買っても同じ値段になるかもしれません)
快適エアリーのデメリットは以下の通りです。
- 電気代がかかる
- ガラリの掃除がめんどくさい
ただし、快適エアリーの電気代がかかると言っても、結局はエアコンを使って同じレベルの暖房を行ったならば、同じ電気代に収束していくとは思われます。
快適エアリーの導入を検討している際の参考になれば幸いです。
当サイトのレビュー掲示板でセキスイハイムの快適エアリー含め、その他実際にセキスイハイムで建てたいろいろな口コミと評判が見れますので、そちらもよかったら是非参考にしてください。
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