家づくりを始めたとき、
「とりあえず住宅展示場に行こう」と考える方は多いです。
ですが結論から言うと、
何も考えずに展示場へ行くのはおすすめしません。
- 営業電話が増える
- 自分に合っていないメーカーを勧められる
- そのまま流れで契約してしまう
- 出展してない優良地方工務店を見落とす
実際にこういった失敗はかなり多いです。
筆者自身も、いきなり住宅展示場に行って、その中で決めてしまったので、後から優良な地方工務店を見つけて「ここ、めちゃいいのに!知らなかった~!ここで建てたかったなあ」と思ったことがあります。
そういった取りこぼしをしないためにも、まずはいきなり展示場に行くのではなく、住宅のプロに相談し、自分に合ったメーカーを絞ることをおすすめします。
無料で相談できるサービスもあるので、「どのメーカーが自分に合うか分からない」という方は、先にこちらを活用してみてください。
住宅展示場で見るべきこと
住宅展示場で見るべきポイントは、以下の通りです。
- 営業の方に違和感がないか見極め
- メジャーを持参し自分の身体に合うサイズ感を把握
- そのメーカー独自の間取り制限を検討
- 使えるアイデアを探す
- キッチン素材は見ておく
一つずつ解説していきます。
1.営業の方に違和感がないか見極める
営業によって、同じメーカーでも家の完成度は大きく変わります。
実際に、営業の提案力が低くて後悔している人は非常に多いです。
- 家を買う成約を急ごうとしていないか、寄り添ってくれるか
- 接客態度は問題ないか
- (後日)レスポンスはどうか
これらの対応に何か違和感がある営業さんの場合は、変更してもらった方が良いです。
特に問題なければ、そのまま進めて大丈夫です。
営業の方は、家づくりにおいて非常に重要なパートナーになってくれる存在です。
営業の力量や提案内容次第で、家づくりの成否がかかっているといっても過言ではありません。
その中でも間取りの提案力は非常に見るべき大きなポイントです。初めてモデルハウスに行ったときには、間取りの相談にも乗ってもらい、実際に作ってもらうようにしましょう。
間取りに対してどこまで真剣に取り組んでくれるかによって、営業の力量が分かる、ともいえるでしょう。
その間取りをメーカー間で比較し、どんな提案をしてくれるか見極めることは非常に大切です。
2.メジャーを持参し、自分の身体に合うサイズ感を把握する

モデルハウスではキッチンの高さや廊下の横幅、クローゼットの広さなど自分がどれくらいの広さや高さならば、ちょうどいいのかをチェックしておきましょう。
事前にメジャーを持っていき、必要ならばその場で測りましょう。例えばこのキッチンちょうどいい高さ!となったときにメジャーで測っておけば、いざ仕様決めをする際にスムーズです。
見落としがちですが、トイレの広さも重要です。
トイレは特に指定がなければ、奥行き180cmで作ってしまわれがちですが、実際は150~160cmでも十分に問題なく使用できます。
筆者自身も、トイレの奥行きを180cmで作ってしまったことを後悔しています。
20~30cmでも、トイレの奥行小さくしてその分となりの部屋を広く使うなど、出来ます。
自分にとって必要なサイズはどれくらいか、見極めるためにもメジャーは持っていきましょう。
3.そのメーカー独自の間取りの制限をチェック

メーカー独自の間取り制限はどういったものがあるのか、検討しましょう。
例えば、セキスイハイムやトヨタホームのような、鉄骨ボックスラーメン構造を採用している場合、耐震性が強い分必ず柱をユニット中心部に入れなければなりませんが、柱がない部分は大開口の間取りが可能になります。
木造メーカーであれば耐力壁が必要なため大開口の間取りを実現できないという成約が生まれますが、鉄骨よりも家の断熱性が向上します。(鉄は熱を通しやすいが木造は熱を通さないため)
あるいは、木造メーカーでも住友林業のビッグフレーム工法であれば、最大7.1mの大開口が実現できますが、他社でのリフォームが難しく電源配置の制限などがあります。
積水ハウスのような鉄骨の軸組工法ならかなり間取りの制限がなく自由に建築が出来ますが、会社自体が高単価。
一条工務店なら規格からあまり動かせない設計になっていたり。
秀光ビルドやパパマルハウスのようなローコスト住宅ならば、規格住宅になることが多く、どこまでを規格内で出来るかを考えねばならなかったり。
このように、住宅メーカーの建築方法の特色で、間取りの制限内容が変わってきます。何を重要視するか、どこをとってどこを減らすかという選択が必要になりますが、そこをまず把握する必要があります。
4.これは使える!というアイテムがないか探す
筆者の場合、住宅展示場に行ったときに、不意に床下収納を見ると非常に便利なアイテムを見つけました。
出来るだけたくさんの収納場所を作りたいと、収納を重視していたにもかかわらず、納戸やウォークインクローゼットばかりに注目していて床下収納という概念を忘れていました。
3連式の床下収納があり、これは是非採用したい!ということで採用しました。あのとき、もし展示場で床下収納を見つけてなかったら、実装しなかった装備でした。本当につけててよかったです。
そんな感じで、「こんなものがあったのか、これは採用したい!」というようなアイテムが住宅展示上にあるかもしれません。
営業さんも、仕事が多岐にわたるため完璧にそういうものを提案することは難しい側面もあります。自分の家に使えるアイテムがないか、しっかりチェックしましょう。
5.キッチンの人工大理石、セラミック、ステンレスなどチェック

キッチンを人工大理石にするか、セラミックにするか、ステンレスにするかは家を選ぶにおいて大きな選択です。実際に展示場に行ったときにそれぞれの質感を確かめておきましょう。
ちなみに筆者の場合は人工大理石か、ステンレスかで悩んでいたのですが、築10年近いモデルハウスの人工大理石に長年の日が当たって変色しているのを見つけてしまい、ステンレスに決めました。(現在は日焼けしない人工大理石が出ているかもしれません)
まとめ
家づくりを始めたら、まずいきなり住宅展示場に行くよりはSTEP2でプロにある程度希望を伝えて、メーカー選定をしてもらってから行かれることをおすすめします。
実際の展示場では、
- 営業の方に違和感がないか見極め
- メジャーを持参し自分の身体に合うサイズ感を把握
- そのメーカー独自の間取り制限を検討
- 使えるアイデアを探す
- キッチン素材は見ておく
という5項目はチェックしておきましょう。もちろん、初回は営業の方の見極めだけで手いっぱいかもしれません。2回目以降で余裕が出てきたら、その他の2~5も少しずつチェックしていけばよいでしょう。
また、色々なメーカーの展示場をまわって、使えるアイデアを探してみることもよいでしょう。
この記事が展示場に行く前のあなたのお役に立てれたら幸いです。
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